SUMMERY

目をつぶらない

滑らかに生きたい。明晰に生きたい。方途を探っています。

雑記

お知らせ:別のブログに参加していることについて

別のブログに参加しています。 最近このブログの更新頻度が低くなっているのですが、書くこと自体をやめたというわけではなく、大学時代の友人たちと、別のブログをやっていて、そっちで書いているのです。 そっちでは名前を変えてやっており、また、開示し…

高校演劇という不幸/高校時代の同窓会に参加してきた

昨日、高校の友人たちとの小規模な同窓会に参加して来た。かつて皆で作った演劇を放映し、会は盛り上がりを見せた。 会を通して、当時はどうしようもないと思い、それを作ったという経験を思い起こすたびに自己嫌悪に陥っていた劇が、案外面白かったという嬉…

16歳の雌猫

このブログで、死んでしまった猫ではない方の猫を「14歳の雌猫」と何度か書いたのだが、それは村上春樹に影響されてなんとなく自分の頭を占めるようになった概念(たしか村上春樹が「14歳の雌猫」について語っていたのを、どこかで読んだ覚えがある)で…

うちらめっちゃ面白くない?

自分のやってきたことが、本当に意味があったのか。その問いは、鋭く、大部分切ない。「意味はなかったのではないか」−−−そのような答えを含意するからだ。 その問いを発するものは、「意味がない」という答えを想定している。その怖さと戦い、時にはとても…

俺は、このまま本に埋もれ続けるのか?

このブログをある程度義務的な形で、更新し始めたのは最近になってからだ。就職するのなら、大学の授業で供給されてきたような書く機会はなくなるだろう。それは僕にとっては寂しいことだった。書けない書けないと思いながら書こうと試みることの中で気づく…

大学を離れるなんて、嘘だろう?という気分

今日は、祖父母に私の大学院の修了と就職を祝ってもらいました。その中で、「長く大学にいたけど、ついに卒業だねえ」という言葉をかけられ、確かに、私は長く大学にいた、としみじみ思ったものでした。 ▽ それにしても、六年も大学にいたとは本当に信じられ…

大学院の修了、そして、「生まれてくる生命を支える社会を創る」方へ

大学院を修了しました 修了しました。とにかく多くの人に会い、多くの話をしたここ二日間。くたくたでした。二週間ほどあまり人と話をしていなかったのもあり、相手の話を聞いて、それを受け、答えることを思い出すことから始まり、表情を読んで微妙に言葉の…

購入すると読む気がなくなるの、本当に罪深いと思う

誰にでもあるだろう、衝動買いの経験。今日私も久々にやってしまった。 ことの発端は、新宿のブックファーストで見かけたソローキンの『青い脂』という本。 青い脂 (河出文庫) 作者: ウラジーミルソローキン,Vladimir Sorokin,望月哲男,松下隆志 出版社/メー…

久々にどっぷりと読書に浸る。 谷崎潤一郎『細雪』

久々にどっぷりと読書に浸っている。「小説の先が気になって、夢中で読みふける」という体験の只中にある。 修論執筆中は、「夢中で読みふける」ことはしなかった 思えば、修士論文執筆中にはこのようなことを経験しなかった。修論で対象にしたのが牽引力を…

雑記:岩盤浴に行ってきた

岩盤浴に行ってきた。3日前のことである。 家から自転車で20分くらいのところに岩盤浴場ができたのは、三年前の話だ。それから一年ほどは、私の家の近所で岩盤浴ブームが巻き起こっていたように思う。母からも「隣の家のおばさんは年間パスを購入したらしい…

最初にやりたかったことってなんだろう。

今日は遅く起きた。眠い目をこすってiPhoneで新聞を一通り読んだ後、大学の図書館に行った。午前中いっぱいは黒井千次の『時間』という作品集の中の中編「時間」を読んだ。 時間 (講談社文芸文庫) 作者: 黒井千次 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1990/01 …

小学校の頃の先生とSNSでつながる

一昨日、小学校時代の教師とSNS上でつながりました。そのことが影響してか、小学校時代の先生と再び会う夢を見ました。 奇妙でない夢というものはなかなかありませんが、今日の夢もまた奇妙でした。単に奇妙というだけでなく、いろいろ考えさせられるところ…

「時間を味方につける」−−−でも、どうやって?

朝何気なく入った喫茶店にずいぶん長くいた。いくつかの本を読んだり、考えたことを書き出す、ということを時間を忘れて楽しんでいた。膨大に時間があっても、案外この種の娯楽はできない。頭が明晰で、かつ喫茶店が空いている時間帯に、喫茶店にいくことが…

飼っていた猫に批判されつづけた高校時代

泣きながら目を覚ました。死んだ猫の夢を見たのだ。彼が死んでゆく様子は随分前に書いたことがある。今読み返すと、当時の文体に小っ恥ずかしさを覚えるけれど、とりあえず貼っておく。 summery.hatenablog.com もう一度出会う 夢の中で、私の猫は死ぬ前の苦…

新年になりましたね

年が明けた。もう2017年か。月並みだが、驚きだ。 「ゆく年くる年」が作る節目 テレビは基本的に観ないが、ゆく年くる年だけは毎年観る。その理由を、これまではなんとなく厳かな気分になれてよいから、というくらいにとらえていた。 今年観ていて、その理由…

勉強して、お願いだから

えーと、なにがわからなかったんだろう… 長く家庭教師を続けている。家庭教師をしていて一番難しいと思うことは、生徒が何をわかっていなかったのかを把握することだ。 特に、私が教えている国語において、それは難しいと感じる。読むことも、書くことも、非…

缶詰になってみんなで清書

論文提出期間です。 後輩の論文の製本作業を手伝うD2の先輩を見ながらお茶を飲んでいて、ふと、50代前半のゼミの先生(日本史)に、修士論文執筆時の経験を聞いたのを思い出しました。 当時もうワープロとかもそれなりに広まっていたけれど、先生の研究室は…

「青春の墓標としての卒業論文」ね・・・。

修士論文を書いていて、表題のフレーズについて思い出した。船曳先生の言葉だ。

快楽の対象としての後輩、学生

gmailの過去のフォルダをみていて、過去の自分に世話を焼いてきてくれた人々のことを数人なりと思い出した。おそらく大学生の私が可愛かったのだろう。まだ多くの可能性に開けており、言えばいったとおりにし、話もきちんと頷きながら聞く私は、面倒をみてや…

ひどく疲れた

ひどく疲れたよ。私のようなコミュニケーションとは、異なるコミュニケーションの方式をとる人々が多くいる国で、一ヶ月間暮らしてきた。毎日違和感があり、身体的にも辛いタイミングがあった。けれど、なんとか乗り切りました。よくやったと思う。その中で…

働いています。

今月に入ってから、ほとんど社会人のような生活をしています。起きたらすぐにスーツに着替え、満員電車に揺られて一時間。仕事場にたどり着くと、コートを掛けて朝礼に参加します。その後はひたすらパソコンに向かって企画書を書いたり製品を作ったり。それ…

何もできない日が続く

何もできない日が続いた。本を読んでいても想像力が上滑りしてしまって、全く別のことを考えている。考えることは決まっていて、人のことを考えているのだ。人を思っている。人を思うと本が読めなくなる。次に会うまで解消されないのだろうが、そうだとした…