SUMMERY

目をつぶらない

滑らかに生きたい。明晰に生きたい。方途を探っています。

囲碁

私の目に見えるこの頃の囲碁界

なんだかいろいろなことで忙しくってなかなか……。以下、仕事のことは置いといて、私生活の話だけするけど、次々に細かな締め切りがやってくる。失敗すると首をとられるというような性質のことではないので気楽は気楽なのだが、それゆえに、どこまで気合を入…

前の職場を退職して四ヶ月、囲碁について考えたり書いたりし続けた理由:プロ棋士の自己形成・もう一人の自分

あっという間の四ヶ月間 六月になった。前の仕事を辞めたのが一月の終わりだったのであっという間に四ヶ月。最初の職場で新入社員をしていた頃は入社後四ヶ月がなかなか長かったような気もしたけれど、今回はあっという間だった。 現実からそれほど外さずに…

スポーツ・囲碁の快楽について【雑記】

とても大きなタイトルを掲げたのですが、「雑記」とある通り思考の垂れ流しです。 スポーツについて考えたのは、囲碁から回り回って。なぜ人は囲碁を打つんだろう、と問うてみた時に、囲碁はボードゲームであり、遊戯であるので、その意味ではなぜスポーツを…

囲碁について半年間調べる中で考えたこと(2) 仲邑菫さん、上野梨紗さん、福岡航太朗さんら年少プロ三氏の入段に着目して

あまりに長くなったので二つにわけました。前回の記事からの続き。 summery.hatenablog.com ちなみに本記事では年少プロのアイデンティティ問題について論じていますが、その関心は『ヒカルの碁』を読んだ時から共通しています。 summery.hatenablog.com 囲…

囲碁について半年間調べる中で考えたこと(1) 仲邑菫さん、上野梨紗さん、福岡航太朗さんら年少プロ三氏の入段に着目して

囲碁にはまっています 半分近況報告なのですが、囲碁にはまっています。 12月からなので、まだやっと半年のにわかもにわかだし、囲碁にはまっていると言ってもゲームとしての囲碁自体というよりはプロ棋士の生態系や囲碁という興行の運用ならびにそれらを含…

ヒカルが碁に向かう姿のリアリティ:ジャンプ的成長物語の傑作『ヒカルの碁』

先週末に実家に帰って、ふと『ヒカルの碁』を読んだ。 ヒカルの碁 全23巻完結セット (ジャンプ・コミックス) 作者: 小畑健 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2010/01 メディア: コミック クリック: 6回 この商品を含むブログ (11件) を見る 主人公が成長して…

『ヒカルの碁』を読んで感じたこと

読んだ本や漫画の内容や、読んだ時に思った事を書き下すのは有益だと思ったので書きます。先日ヒカルの碁の完全版を発掘してしまい、しかもそれを読み始めてしまい、ただでさえ主観的に時間がない(実際はありあまるほどある)のに、苛立ちを募らせる事にな…