SUMMERY

目をつぶらない

滑らかに生きたい。明晰に生きたい。方途を探っています。

転職したこと、観た映画のこと

転職

 先日近況報告で述べたとおり転職することにしました。次は出版社で、編集者として働きます。このブログでは時折学校や教育の話をしてきました。書き手である私が学校の先生であるように書いた記事もいくつかありますが、それらは現実に近いフィクションで、これまでの仕事は教職というわけではありませんでした。(とはいえ、そうした記事の内容は現実にあったことに根を持っているので「噓」ではありません。)

 他方で次の仕事が編集者であるということは事実です。何にまれ、読むこと書くことに関わった仕事をしたいという気持ちから、この道を選択しました。誰かの想像力が社会に分有されることに一役買いたいなと思います。

 人生で何をどうしたいのかいまだにわかりませんが、都度「こっちの方かな?」と思える道を、仔細に検討した上で選択し、とにもかくにもできることをしていった軌跡を、最終的に回答として差し出せば、「お前はこの人生で何をしてきたのか」と恐らく一番厳しく問うであろう晩年の自分も、不承不承納得してくれるのではないだろうか、と考えます。編集業務は未経験なので今年一年は大変かもしれませんが、まずは前だけを向いて頑張ります。応援してくれた皆さんありがとうございました。

 

デジモンアドベンチャーlast evolution 絆 を観た。

 酷かった。太一とヤマトが空っぽすぎて辛かった。どうしてこうなったのか。デジタル上のモンスターとそれを育成する子供との関わりというデジモンの主題は深められず。これが「ラスト」なのであればあまりに貧しい。

 

河童のクゥと夏休み を観た。

 非常にすけべな映画だと思った。中年男性達が「少年」という表象に対して持つ欲望がはしたなく開陳されている。一種のポルノグラフィ。しかし、欲望の貫徹は評価したい。